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★2006/11/18 (Sat)

ru-biku.jpg

puzzle

━━ n. 当惑; 難問; なぞ, パズル.
━━ v. 当惑させる[する], (頭を)悩ます ((over, about)).
 puzzle out 考え出す.
 puz・zled ━━ a. 困った, 当惑した.
 puz・zle・ment ━━ n. 困惑.
 puz・zler
 ━━ n. 人を困らせる人[もの]; 難問(を出す人).
 puz・zling ━━ a. 当惑させる, 理解に困難な.
puz・zling・ly ad.   

by goo辞書

私が生まれる前にルービックキューブというものが流行りました。
ハンガリーの人、エルノー・ルービックが開発した立体型のパズルなのだそうです。
当時はこのルービックキューブが子ども達・大人達の間で流行ったのだそうです。
学校や、街中でよく見かけたそうです。
私にはなかなか想像出来ませんが、小学生や中学生がタマゴっちを学校に持っていく、というのに似ている現象なのかもしれません。

二ヶ月ほど前。
私はとある古びたおもちゃ屋で見慣れぬ箱を見つけました。
赤・橙・黄・緑・青・白の六色で配色された正方体。
ルービックキューブだ・・・!
手に収まるほどの大きさであるそれは、何も語ることなくただひっそりと佇んでいました。
数式が持つような計算されつくした美しさだけを携えて、ただただ手にとられるのを待っていたのです。

「はじめまして」

その日から二人は友達になりました。
大雑把な私と、几帳面な彼。

私は彼をまずバラバラにしてみました。
もっと彼のことを知ってみたかったからです。
でもバラバラにすればするほど、本当の彼から遠ざかっていくような気がしました。
彼がどんな人なのか分からなくなってしまいました。

ねぇ?どうやったらあなたの本当の姿が分かるかなぁ?
「僕のことを一つ一つ知って欲しいな」

彼はどんな人なんだろう?
私は原点に帰って、もう一度考え直しました。

彼はのようだな、と思いました。
いつも静かだけど、力強く、私を包んでくれるような包容力がありました。
そうか、海のようなんだ。
青い空の下で、より青く雄大に存在している 海!

ねぇ、あなったって、海に似ているわ。私見つけたの。
「海?僕のことをそう思ってくれたなんて嬉しいな、でも僕には他の面もあるんだよ、探して欲しいな」

私は来る日も来る日も考えました。
彼をあらわす言葉はいっぱい見つかりました。

のように 純粋で

夕陽のように 暖かくて
山々のように 静かで
ひまわりのように 笑顔で

それでいて 内には情熱の炎が灯っている!



ねぇねぇ!私、あなたのことが全て分かったわよ!
「ありがとう。君がそんなに僕のことを考えてくれて嬉しいよ。」

「でも・・・」

「きっと君は僕のことを忘れてしまう。ひとつずつ忘れていってしまう。それがたまらなく怖いんだ。僕は君とずっと一緒にいたい。君に忘れてもらいたくないんだ。」


彼は
自分のことを知って欲しいと願いつつも
全てを知られてしまうのを恐れていたのだということに
そのとき、私は気づきました。
全てを知るということは、もう他に知ることがないということ、あとは忘れられるしかないことなのです。

ねぇ??

大丈夫。私は忘れないよ。
毎日アナタを見続けるわ。
あなたは気づいてないかもしれないけど、あなたは日々変わっているの。
あなたについて全てを知るなんてこと一生を費やしても無理だわ。
それに・・・
あなたには、まだ私のことをぜんぜん知ってもらっていないじゃない!


「・・・僕も君のことを」




私は彼とずっと一緒にいるでしょう
彼が老いて白髪になり、体が動かなくなったりしても。
長い時間の流れの中で、彼の様々な面が剥がれ、薄れたとしても
暗闇の中に刺す光のように眩しい、その真白な輝きはあたり一面を覆い、

私の心を照らしてくれるでしょう。

「はじめまして」「こんにちは」

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★2006/11/14 (Tue)

8deeaedb.jpg

世界で一番苦手な場所はどこ?と聞かれたらどこと答えますか?


そんなときは「愛のない場所」だなんて素敵に答えてみませんか?
じゃあ、愛のない場所ってどこ?って聞かれたら私は胸を張って言えるところがあります。


美容院

美容院、それは私の愛を奪う場所。
私の淡い期待を奪う場所。
私の心を閉ざす場所ー!

ばしょぅーーーー


美容師「はい、できましたこんな髪形でどうでしょう?」

私「・・・ぐすん、うれしいですありがとうございますさようなら明日からひきこもりがちになります、ぐすん」


ぐすん。

美容師さんは私のこと不細工にするつもりなんだっ!
うぅううううう。

猛ダッシュで帰宅して、鏡の前に張り付いてはため息を一つ。
いやため息を百つ。
私って不幸ね。
不幸界のトップアスリートだ、ミハエルシューマッハだ、ついてない洋一だ!


えぇええい!めそめそするのはやめだ!

早く髪伸びろ!!

これが美容院と私の一連の流れ。
数ヵ月後、この悲しい事件を忘れのうのうと美容院に通う私。
淡い期待を胸に、傷つきやすいハートを携えて、私の髪と心はカットされるのである。

そして美容院が(私にとって)愛のない場所である理由がもう一つ。

私は

嘘をつく

会話が面倒くさくて嘘をついてしまうのです。
ああ、私って悪魔!

 

美容師「今日はどちらに行かれるんでせうか?」

私「どこも行きません・・・」

美容師「・・・」

 


美容師「ご趣味とかあるんでせうか?」

私「え、何一つありません・・・」

美容師「・・・」



美容師「どの辺にすんでいらっしゃるんですか?」

私「あわわ、その辺にはすんでません・・・!」

美容師「・・・」



美容師「あ、天気晴れてきましたね」

私「わーい」

美容師「・・・」

天気が晴れたら素直に喜ぶ。
これが私のジャスティス!

こうして美容師さんとの不毛な会話のあと、
美容師さんとの微妙な沈黙とともに、
今世紀最大の似合わない髪形とともに、

「あ、ありがとうございました」

と精一杯の嘘の笑顔で帰る私がいる。

 

そんな夜は

美容師さんが悪いんじゃない

私の髪質と

私の顔が

悪いんだと

念仏を唱えるのです。

なむなむなむなむだぶつなむー

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★ ILLUSTRATION BY nyao